ミツノリおじさんの潜水日記
第19回パプアニューギニア・ダイブクルーズ

TRIP REPORTS: Papua New Guinea, Star Dancer


パプアニューギニアの風景
パプアニューギニアの風景
    2003年8月9日(土)

     久しぶりの潜水日記です。今回乗船するのはピーター・ヒューズ氏所有のスターダンサーという船です。午後九時二十分、ニューギニア航空にて成田空港を出発し、一路ポートモレスビーへ。


スターダンサー号
スターダンサー号

夕焼け
夕焼け

    2003年8月10日(日)

     飛行機は、午前四時四十五分(日本時間三時四十五分)、ポートモレスビーに到着。入国通関が済み、近くのホテルで朝食をとった後、国内線に乗りニューブリテン島のホスキンスへ。午後一時頃、空港から車で四十五分のワリンデイ港でスターダンサー号へ乗船、出航する。主としてキンベ湾周辺を潜る六日間のクルーズの始まり。一行は十五名である。
     日没後、夕焼けの空がすごく綺麗である。夕食時に船内の説明とクルーの紹介をうける。明日からダイビングだ。


カイメン
カイメン

カヌーに乗った島民
カヌーに乗った島民

    2003年8月11日(月)

     午前七時十五分、本日ワンダイブ目のブリーフィングがおこなわれる。最大三十メートルまで潜る。ミズガメカイメン等カイメン類が多く、ギンガメアジ、ウメイロモドキ、マダラタルミ、アジ類等魚影が濃い。
     二本目も同じ場所で、ギンガメアジ、バラクーダ等が居る根の周りを泳ぐ。
     船が移動して、三本目は、噴火口の一部が崩壊し、湾の様になった島・ガロベ島の砂地に潜る。火山礫の黒い砂で、ゆるやかな傾斜があり、浅い所を泳いで行く。八種類のクマノミが居るとのことだったが、何種類見たかな(?)。ガーデンイール、ヨウジウオなど小さな魚が多い。エントリー前に毎回、地形・コースのブリーフィングがある。
     夕方になると、島民がカヌーに乗って物を売りに来る。サツマイモ、バナナ、ヤシの実等と、お米やインスタントラーメン、アメ等を物々交換する。ヤシの実のジュースは美味しかった。


ギンガメアジ
ギンガメアジ

村の子供達
村の子供達

    2003年8月12日(火)

     船は移動。ブリーフィングの後、早朝一本目のダイビングを行う。十メートル位の根があり、潜水してからすぐにギンガメアジの大群に出逢う。イソマグロも大きい。バラクーダが遠くに見える。他にオオオニカマス、ツムブリ、ウメイロモドキ、クマノミ等の魚が見られた。
     二本目も同じ所。潜水後すぐにバラクーダの群と遭遇。その近くにギンガメアジが居た。ツバメウオが多い。
     三本目は再び浅い所へ。ガーデンイール、数種類のクマノミ、ウミウシが二匹接合しているのを見た。
     浮上後、島へ上がり現地の部落へ。ボートが着くと多くの子供達がどこからともなく寄って来る。集落が近づくにつれ、どんどん多くなる。三〜四才頃までの小さい子は生まれたままの姿。グラウンドの周りに家がある。大きい子はハダシでサッカーをやっている。学校の校長先生に学校内を案内してもらう。集落には店が一軒だけあるが、電気がないので暗い。タバコ、日用品、つり糸等を売っている。この島には白人が住んで居て、カカオ等を栽培しているなど、色々説明してもらった。その後、船はキンベ湾の反対側へ移動。


クマノミ
クマノミ

バラクーダ
バラクーダ

    2003年8月13日(水)

     スターダンサー号は、風と海流で予定より遅く午前七時頃ポイントへ到着。深さ六メートルの根の上にアンカーを打つ。八時頃、一本目のダイビングを行う。ギンガメアジ、ツムブリ、バラクーダ、ウメイロモドキ、ツバメウオの群等、賑やかである。大きなハタ、数種類のクマノミも見られた。
     移動して、二本目のダイビング。二つの根の間の水深十メートルの所にロープがつけてある。ロープ伝いに行くと、一つの根にアーチがあり、皆で泳いでくぐる。しばらく遊んでもとに戻り、ピグミーシーホースを見に行く。五ミリメートル位の小さいもので、シーファンにくっついているのだが、よくよく見ないと見えない。ギンガメアジ、ウメイロモドキ等、魚も多かった。
     三本目は、海中の根の上にアンカーを打つ。ギンガメアジ、バラクーダ、ツムブリ等で賑やかである。浅い根の上にはタコが穴の中に多く居る。いつもここに居るらしい一匹のカメが居て、カイメンをあたえると手の上から食べる。そして、餌をやった人について来る。ここにもピグミーシーホースが居る様だ。
     移動して四本目のダイビング。水深は根頭で五メートル、水底は三十メートル以上。ここにもバラクーダ、ギンガメアジ、ツバメウオ、サメ等色々な魚が居る。本日は四本潜った。その後、船は移動。


シーファン
シーファン

サメ
サメ

    2003年8月14日(木)

     一本目の潜水開始は午前六時三十分。ディープダイビングである。水深四十メートルの所に大きなシーファンがあり、ギンガメアジ、ツバメウオ、ツムブリ、ウメイロモドキ等が見られる。この場所はサメが多い。
     二本目は同じポイントでサメの餌付け。水深十五メートルの所にあるアンカーに、餌である大きな魚の頭をロープでつなぐとサメが来る。その数は十匹以上で、何種類か居る。我々の周りをぐるぐると回りながら食べている。その食べ方もすごく、近くで見ていると圧巻である。
     船は四時間かけてキンベ湾の反対側、港に近い方へ移動し、三本目のダイビング。同じ様な根の上にアンカーを打つ。バラクーダ、ギンガメアジの群、オオオニカマスが単独で泳いでいる。その後、船は移動。


川の温泉
川の温泉

子供達の踊り
子供達の踊り

    2003年8月15日(金)

     ダイビング最終日。水深十メートルの根の上にアンカーを打つ。一本目は三十メートル位の所にあるアーチを潜る。ギンガメアジ、バラクーダ、ウメイロモドキ、イソマグロ等を見る。
     船は移動し二本目のダイビング。二つの根があるところを行く。ここは大きなシーファン、エダヤギ、沢山のサンゴがある。ヘコアユがヤギの中を泳ぎ、大きなシーファンの中にクダゴンベの姿も見える。他にもバラクーダ、クマノミ、フラットワーム等が見られた。その後、船は移動し、十二時頃港へ到着する。
     午後、ジャングルの中の温泉へ行く。パームヤシの林の中の道を車にゆられながら四十分、ジャングルの中に入ると川の流れる音が聞こえてくる。ここが温泉である。十メートル位の川幅で、静かな所だけでなく、流れの早い渓流全体に暖かい水の流れがある酸性の温泉。酸味がある。岸辺の黄色い土を体中に塗り、しばらくして洗い落とすと、肌がすべすべになる。しばらくビール、ワインを飲みながら船旅の疲れを癒す。気温三十度、水温四十度位で、急流あり、静かな流れあり。周りはジャングル、島全体が火山の島であるこのホットスプリングリバーは素晴らしい。
     夕食後、近くのリゾートへ学校の子供達の踊りを見に行く。見物の人による寄付で、ノートやエンピツ等の学用品を買うとのこと。
     その後、最後の夜のお別れパーティーが開かれ、キャプテン他クルー達と大いに飲み楽しんだ。


ダイビングマップ
カメでーす

Photographs by Mitsunori

    2003年8月16日(土)

     午前八時に下船し、ホスキンス空港からポートモレスビー経由で成田へ帰りました。
     今回のクルーズは天気も良く、バラクーダ、ギンガメアジ等が毎日の様に見られ、魚影も濃く楽しい旅でした。インストラクターのアニー、ダイブマスターのエルシー、キャプテン・アラン、その他のクルーありがとう。
     パプアニューギニアの海中風景は水中写真ギャラリーに掲載しているので見てね。

    <今回お世話になったところ>
    (株)BJプランニング(パイナップルツアーズ)
    ピーター・ヒューズ・ダイビング Inc.


<資料編>

パプアニューギニア・マップ
パプアニューギニア・マップ

今回のルート
今回のルート


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